Dr. Douglas Edwardsは、 2020年1月にEFIの最高技術責任者(CTO)として就任いたしました。彼はこれまで、 シニアプリントエグゼクティブおよびR&D技術者としてキャリアを築いてきました。 EFIのCTOに就任する前は、 イギリスのケンブリッジに拠点を置く、産業印刷用インクジェットプリントヘッドテクノロジーの大手開発会社 Xaar plcでCEOを務め、Stratasys Ltdとの3D印刷合弁会社であるXaar 3D Ltdでチェアマンを務めていました。

2015年にXaarに入社する前は、フレキソパッケージング、機能性印刷、電子写真ソリューション、コマーシャルおよびコンシューマーインクジェットソリューションを管理する、約8億米ドルの収益を誇るKodakのDigital Printing and Enterprise Businessの社長も務めていました。それ以前は、Kodak最大のグラフィックビジネスであり、15億米ドルの収益を生み出すPrepress Solutionsに携わっていました。 Edwardsは、Eastman KodakとSun Chemical Corporationとが折半出資で設立した合弁会社Kodak Polychrome Graphics(KPG)でR&Dのバイスプレジデントを務め、KPGからKodak™に加わりました。また、イギリスにあるInternational Paper®、Zeneca Specialties(旧ICI Colors & Fine Chemicals)およびIlford® Photographic LtdでR&Dの最高幹部としても活躍しました。 

現在、ニューハンプシャー州マンチェスターにあるEFIに務めるEdwardsは、ロンドン大学で化学の学士号と導電性有機物質の博士号を取得しています。彼は導電性固体物質や写真材料などに関する特許を取得しているほか、科学論文や書籍も手掛けています。その他、織物繊維用のアニオン性アゾ染料の水溶液挙動に関する研究などを扱う織物染色の研究も発表しています。