マニュアルの作成方法

マニュアルやレポートなどの長い文書には、ページの構成、章の定義、ページ番号、およびタブが必要になる場合があります。非常に複雑なプロジェクトでも簡単に制作し、素晴らしいカラーで出力することができます。

マニュアル

1.    ドライバーベースの面付け

Fiery® Booklet Makerによって、任意のアプリケーションの複数ページのジョブを小冊子として印刷することができます。高度な面付けプログラムを使用する必要はありません。

 

2.    カスタム面付け

Fiery Imposeは、ブリード領域およびクロップマークのカスタマイズができるビジュアルな文書レイアウトアプリケーションです。

 

3.    複雑な小冊子

Fiery JobMasterには、PDFベースの高度なジョブの印刷準備機能があります。直観的な文書アセンブリには、完全にビジュアルなタブの挿入とデザイン、ページレベルのチケット発行、仕上げ、スキャン、および最終工程での強力な編集機能が含まれています。


4.   メイクレディの自動化

Hot Folders、プリセット、または仮想プリンターのワークフローを使用して、パンフレットやニュースレターのメイクレディプロセスを自動化できます。

  • ガイドのダウンロード:Fieryツールを使用してジョブ送信を自動化する
  • eラーニング:FIERY-220 自動化ワークフローの作成

  • 5.    文書の構成

    Fiery Composeでは、用紙の割り当て、タブの印刷、章の設定、および複数の仕上げオプションに加え、視覚的でインタラクティブなユーザーインターフェイスが提供されるので、小冊子やマニュアルの印刷が簡単になります。

    6.    スポットカラー

    複雑なマニュアルやドキュメントには、ほとんどの場合、PANTONE®などのスポットカラーを使用して定義されたロゴやブランドカラーが含まれています。Fieryサーバーでは、PANTONEなどのカラーシステムをサポートしており、所定のプリンター上で必要なスポットカラーを適切に出力することができます。

    7.    正確なカラー

    Fieryサーバーは、スポットカラーの混合、複数の色空間、OHP、およびオーバープリントを含む文書に対して正確なカラーを適切にレンダリングし出力します


    8.    最終段階の補正および修正

    Fiery Image Enhance Visual Editorは、インタラクティブなツールで、元のアプリケーションでファイルを開いたり編集したりすることなく、ジョブ内の画像を個別に調整できます。任意の画像に対して、明るさ、コントラスト、ハイライト、シャドウ、カラーバランス、シャープさの調整、および赤目補正を実行できます。


    9.    ファイルのトラブルシューティング

    高度なFieryツールを使用して、印刷前にファイルの問題を特定し修正することができます。例えば、フォントの不足、スポットカラー、低解像度画像、ソースカラーの混合、しきい値未満のヘアライン、オーバープリント、アーチファクト、OHP、PostScriptエラーなどの問題に対応できます。Fiery ImageViewerでは、ラスターファイルをピクセルレベルでプレビューして、問題の原因(ファイル、エンジン、またはジヨブ処理)を正確に突き止めることができます。また、最後の瞬間までカラー調整を実施できます。