Fiery proServer for Cretaprint

Cretaprint用EFI™ Fiery® proSeverは、セラミックタイルの装飾のために初めて登場した完全なカラーマネージメントシステムです。


Fiery ColorWiseテクノロジーが実現する美しく、正確で予測可能なカラー
EFIのFiery ColorWise®テクノロジーは、セラミックタイル装飾用に最適化された適応アルゴリズムを採用。現実的なタイルプロダクション条件のスペクトル測定をベースに開発されたもので、継続的なカラー精度と予測を向上します。
Photoshopで最終印刷物の仕上がりを正確にシミュレーション
Fiery ColorWise®テクノロジーでは、RGBファイルを生成し、プラグインやマルチチャネルファイルの煩雑な編集を使用せず、画面で完成品の高精度なシミュレーションを確認することができます。さまざまな印刷条件や印刷設定を簡単に適用し、完成した出力をPhotoshopで表示できるので、最終印刷物にすべてのカラーが再現されていることを確認することができます。
低コストで軽量の紙を見本に使用
正確で低コスト、かつ軽量なタイルの見本をインクジェット紙で素早く作成し、プロダクションの場所や設備と独立して、タイル装飾の完成品を予測することができます。一元化された、または分散されたインクジェットプルーフ作成を使用し、最高のカラー精度と最先端の一貫性コントロールによって、完成品のカラーをチェックすることができます。
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手頃なコストで、迅速かつ正確な見本制作を行うインクジェットプルーフ作成デバイス |
最小限のインク消費で、クラス最高のタイル装飾を作成
デザインが完成すると、Fiery proServer が実際のCretaprintエンジンやプロダクション条件に合った最終印刷ファイルを作成。高精度のFiery ColorWise®テクノロジーにより、プロダクションラインでカラーマッチングの試行錯誤を繰り返す必要がなくなります。これによって、これまで数日かかっていた研究開発プロセスが数分に短縮されます。
さまざまなFiery ColorWise®プロファイルを適用することで、柔軟にタイル制作を別のCretaprintエンジンに移行したり、インク、光沢、印刷解像度、タイル本体、オーブン温度などのプロダクション条件を変更することができます。
タイル装飾の特殊効果制作を自動化
セラミックタイル向けの特殊効果デザインを作成するプロセスは、非常に複雑で時間のかかる作業です。3Dスキャン機器以外に、負荷の高い手動作業が必要で、タイルの生産時間に遅れが生じ、生産コストが増大することになります。特殊効果チャネルではタイルデザインのパターンを正確に再現できないケースも多く、ぼやけた仕上がりになります。
EFI Fieryテクノロジーでは、特殊効果チャネルを自動的に生成することで、この費用も時間もかさみ、精度の低いプロセスを置き換えることができます。通常の二次元にタイルデザインを分析するアルゴリズムを採用し、特殊効果チャネルの作成にプリプレス作業が必要ありません。Fiery proServerの特殊効果チャネルは、オリジナルのタイルデザインのパターンを正確に再現し、素晴らしい出力品質とプロダクションコスト削減を同時に実現します。
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EFI Fiery technologyは、2次元のタイルデザイン(左の画像)に基づき特殊効果チャネル(右の画像)を自動的に生成。オリジナルのタイルデザインのパターンを正確に再現すると同時に、製作コストの削減と卓越した出力品質を同時に実現
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ダイナミックな色域拡張
ダークカラーでは色域の出力が限定されるため、光沢のあるダークカラーであざやかな飽和色を印刷するのは、難しい作業です。
光沢のあるダークカラーにホワイトインクレイヤーを印刷することで色域は簡単に拡張できますが、この方法は高額なホワイトインクが大量に必要になります。EFIは、優れた出力品質を実現しながら、ホワイトインクとカラーインクの消費を最小限に抑えるスマートかつコスト効率の高いソリューションを提供します。
Fieryテクノロジーでは、タイルデザインの解析を行い、デザインと光沢カラーに応じて、必要な箇所に必要な量のホワイトインクを適用します。
- ホワイトインクを必要な分量のみ適用するので、100%ホワイトインクを手動で適用する方法と比較すると、大幅に使用量を削減できる
- ダイナミックなホワイトチャネルでは、同じカラーを再現するためのカラーカバレッジが小さい
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Cretaprint向けFiery proServerを使用することで、ホワイトインクの使用を最小限に抑えながら、写真のようにリアルな画像を生成。Fiery proServerは、必要な箇所に必要な量を計算して適用するダイナミックなホワイトインクチャネルを生成。これにより、100%ホワイトインクを手動で適用する方法と比較すると、大幅に使用量を削減できる(右側画像)
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